四季雑感一覧

視るということ

40年前の非常識は、今や常識であるというはなしである。 当時、初期の胃癌には盛り上がるものとへこむものがあるというのに、初期の大腸...

弔いのかたち

古墳は墓地である。そもそも一人や二人を埋葬するのに、大きな墳墓が要るはずがない。 卑弥呼のあとの古墳時代には、全国に10万もの古墳...

有馬温泉

周囲の人間が有馬はよかったと口を揃えて言うものだから、お遅ればせながら出かけることにした。 どこが気に入ったのかと問うと、温泉以外...

阿修羅

ひとりで何人分もの働きをすることを、三面六臂とも八面六臂ともいう。 「臂」とは手首から肘にいたる前腕の意で、3つの顔と6つの腕をも...

秋色

9月も中旬というのに日中はなお30度を超えるという。 この暑さに辟易していた仲間と示し合わせて、四国カルストへ出かけることにした。 ...

涼風(すずかぜ)

先週までの執拗な五月雨(さみだれ)と落雷の攻勢に、うんざりしたのも束の間、今朝、目覚めてみると街中は、まごうかたなき盛夏となり、突然訪れ...

ヒーローの条件

はやぶさの計画が順風満帆に終わったなら、世間はこれほど大騒ぎしなかったに違いない。 なにしろ、幾多の危機を乗り越え、首の皮1枚つな...

敵の懐に入る

昨日の全日本剣道選手権大会は見応えがあった。 決勝の内村・高橋戦である。 小柄の内村は長身の高橋に向かい、開始早々揺さぶりを...